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2023
開拓コース
蛯谷 夏海
現場に導入可能な畜産製品のGHG排出量算定手法の開発
環境
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・気候変動関連の規制強化に伴い、畜産関連の企業(乳業メーカー、肉製品メーカー、食品メーカーなど)においてもGHG排出量の算定と削減計画の作成・実行が求められることが予想される
・しかし、サプライチェーンにおけるGHG排出量の大半を生産現場からの排出が占めるという畜産業特有の構造のため、メーカー各社が規制に対応しきれないという課題がある
・この課題を解決するため、LCAという手法に基づき、畜産業におけるGHG排出量を生産現場からの一次データを用いて正確に定量化するとともに、生産現場において実現可能な削減計画を作成するという内容の事業化を目指す
2023
開拓コース
水野 優
スマートフォン接続型眼底カメラとAI遠隔診療システムの構築
ライフサイエンス
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緑内障、糖尿病網膜症、黄斑変性といった眼底の病気は、日本における失明原因の大半を占める。
眼底の病気は、治療法があるが、早期に治療を開始しなければ、失明は防げない。
しかし、眼底は目の奥底にあるため、現状では眼科医のみが診断可能である。そのため、地理的・経済的要因により、眼科にアクセスできないことが原因で多くの眼底の病気が見逃されている。
この課題を解決するために眼科アクセスが困難な患者さんを対象としてスマートフォンに接続可能なアタッチメント型の眼底カメラAIを活用した遠隔診療体制を両輪で開発し事業化を目指す。
2023
開拓コース
橋本 綾子
麦栽培等を例とした、省力化、省人化、収量・品質アップを目指すスマート農業プロジェクト
環境
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■ドローン技術とスマートセンシングにより農業の省人化・効率化を実現
・特殊投下装置(追加種蒔・部分追肥が可能)を組み合わせたドローンを用いて俯瞰的に 観察・写真撮影
・人では確認しきれない耕作地の深部の生育状況(植え付け・生育ムラ・病気)を詳細に、迅速に確認
・農業従事者が日々の栽培対応に要する労力を削減する他、圃場に立ち入らずに済むため作物への負担を軽減
■AIを活用した画像データ分析により、作物の状況判断と作業の正確性が向上
・農作物の生育期では、ドローンで収集した画像データを分析
・AIを用いて、農作物の生育状況や病気を判定。肉眼では確認できない耕作地全域の状況を詳細まで把握可能
・従来は経験豊富な農業従事者しか判断ができなかった診断作業を標準化
2023
開拓コース
山田 翔平
過硝酸殺菌技術を用いた感染創傷治療デバイス開発
医療
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糖尿病の代表的な合併症の一つである、足にできる治りにくい傷 「糖尿病性足潰瘍」は、世界で年間の発生数が約2000万人ともいわれる多数の患者が苦しむ病気である。
この病気の問題点は、多くの場合、傷の表面に細菌感染が持続的に起こっており(約40%)、この感染が悪化すると、足の切断につながってしまうことである(感染した傷の約20%)。
現行治療では、傷の感染に対する治療と、傷自体の治癒促進を両立した治療方法がない。
この課題を解決するために、新しい殺菌技術である過硝酸殺菌を応用し、感染した糖尿病性足潰瘍の患者さんを対象として、感染治療と傷の治癒促進を両立するという技術の事業化を目指す。
2023
開拓コース
川本 亮
金属有機構造体等の新素材を用いて大気中の水を回収する技術についての検証
ナノテク・材料
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世界中で水不足が深刻化している。
アフリカでは4億人が飲料水へのアクセスを持たないとされ、最近では米国カリフォルニア州など先進国でも地下水の枯渇が問題となっている。
このような背景から水資源の確保は喫緊の課題であるが我々は現在、河川や湖沼、地下水など地球上に存在する水資源の0.01%しか利用できておらず、大気中にはそれと同等量の水が水蒸気等として存在するとされる。
本提案ではこの未利用かつ膨大な水資源を利用可能なものにすることを目指し、金属有機構造体(MOF)をはじめとする多孔質物質を用いて水蒸気を吸着、液体の水として抽出する技術の事業化を目指す。
2023
開拓コース
近藤 雄也
知的・発達障がい者の職務作業の自立習得支援システムの実現
情報通信
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現状、企業では個別に最適化する必要がある知的・発達障がい者の指導のコストは高くなるため、雇用は進んでいない。
また、知的・発達障がい者も十分な指導が受けられず、職能が向上しない・職域が広がらないといった課題がある。
我々はこうした課題に対して、作業解析技術を用いて、指導者の解説・指示・評価・助言といった4つの役割を技術で補完することで、指導者が必要な時間を減らし、障がい者自身が自立的に作業を習得できる時間を増やすことで解決を目指す。
この4つの要素は知的・発達障がい者の教育支援に関する論文をもとに必要な支援として導き出した要素である。
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