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2024
開拓コース
五十嵐 俊治
居住者に主体的に関与する “対話型スマートホームAI” の開発
ロボット・AI
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昨今、対話型AIロボットやエージェントの開発が進み市場に登場しています。
短い会話実験を行って、十分な対話が行われたとする研究論文は多いですが、実際に世帯に長期間導入してみると、最初の数日だけ多く使用され、その後次第に使われなくなっていくことが明らかになっています。私たちは、世帯内で「今どういう状態なのか」を認識できず、ユーザーと「状況に即した会話」を行えないという課題を解決し、対話内容の “適時性” と “居住空間への物理メリット” をもたらすスマートホームAIの事業化を目指します。
2023
躍進コース
東 清一郎
光学干渉を利用したリアルタイム非接触温度測定技術の開発
ナノテク・材料
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半導体やディスプレイデバイス製造ではドライエッチングやCVD等のプラズマプロセスが多用されるが、基板表面温度の計測・制御がしばしば課題となる。
プロセス中にプラズマからの入熱があるため、刻々と変化する表面温度を計測する有効な手段が無いためである。
本事業では、光学干渉非接触温度測定法(Optical Interference Contactless Thermometry : OICT)をベースに、省スペース且つリアルタイムで基板表面温度を計測可能なシステムを構築し、課題解決のソリューションを提供することを目的と
する。
2023
躍進コース
株式会社抗体医学研究所
間質性肺炎(肺線維症)の進行を止める世界初の医薬を臨床試験へ
医療
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難病「線維症」に、21 世紀の今も有効な治療薬がない。代表的な肝硬変や肺線維症(指定難病84)では、臓器は瑞々しさや弾力性のない塊となる。身体の中に傷ができると、組織の間隙を埋めているマトリックス(代表はコラーゲン線維)が新しく作られ、セメント作用を発揮する。どこの傷も見つけて修復するこの素晴らしい仕組みは、稀に何かを間違い、止まらなくなる。すると、過剰な沈着が、正常な細胞を排除し、やがて臓器は機能を失い、固い塊となる。
細胞とマトリックスの会話を我々はひたすら研究、会話の炎上消火に作った抗体が線維化を和らげることを見出した。
これを医薬として、ベッドサイドに届ける------目指す事業である。
2024
開拓コース
Hasumi Taisei
宇宙の生命維持の技術検証について
その他
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宇宙環境では人類が生きる為には、空気や水、温度湿度など生命維持管理が必要不可欠だ。
しかし現在これらを提供するECLSS(生命維持システム)には多くの課題が残されている。
特に有人宇宙船・ロケット(与圧)のECLSSには技術的な障壁や製造プロセスにおける課題がある。世界ではECLSSの自律化や低コスト化が求められている一方で、国内ではECLSSを統合可能な企業は殆ど存在しない。このような課題を解決する為、Amateras Spaceは、ECLSSマネジメントAIシステム(SW)&ECLSS実装(HW)に向けて事業化を進めている。
2024
開拓コース
那珂 慎二
シースルー型ARグラスに遠隔手話通訳映像や字幕を投影する
新しい形態の補聴器の開発
情報通信
採択者一覧
実は、難聴者の多くは、補聴器を着用しても車のクラクションやサイレン、犬の吠え声など、ある程度の「音」は聞こえるようになるが、人の「声」を聞き取ることができない。
また手話を第一言語として用いる重度難聴者は、日本語と手話の文法体系がまったく異なるため、長文の理解が苦手であり、字幕だけでは正確に文章の意味を汲み取るのが難しい。
そのため、会話内容をリアルタイムで手話通訳映像もしくは字幕として変換し、希望する言語をシースルー型のARグラスに表示することができる、新形態の補聴器を考案した。
2024
開拓コース
纐纈 真啓
クレーン運転訓練シミュレータ事業から月面建設機械の遠隔操作事業へ
情報通信
採択者一覧
クレーンの吊荷は何トンにもなり,ワイヤロープは自由に振れる.その操作は極めて難しい.
クレーンを扱う事業者は,熟練者依存の現状と,高齢化・減少によって技術継承に課題を抱える.この課題に対して,機械システムの物理モデル化,VR・ハンドトラッキングの使用,ゲーミフィケーションという三つのテーマに基づいて研究開発したVRクレーンシミュレータの事業化を目指す.
ここからさらに,三つのテーマをより発展させ,新しい遠隔操作手法や,現場のインクルーシブな環境の促進,月面クレーンの遠隔操作へと繋げていく.
2024
開拓コース
寺 正行
遺伝子上に存在する「G4構造」に結合する低分子医薬品の創出に向けた基盤技術の実用化検討
医療
採択者一覧
低分子医薬品は、かねてより創薬研究の中心的な位置づけを占め、また現在も医薬品市場の50%以上を占めている。従来は「疾患の原因タンパク質」に低分子医薬品を結合させるアプローチが主流であったが、これら標的タンパク質は徐々に枯渇してしまった。そこで、「疾患の原因タンパク質でなく、それを作る元である遺伝子」に結合する低分子医薬品を探索する基盤技術を提供する。代表者はグアニン四重鎖(G4)という遺伝子の特別な構造の予測器とG4に結合する探索システムを開発しており、この創薬基盤技術の社会実装を目指す。
2023
躍進コース
株式会社SMILE CURVE
思春期側弯症の早期発見に向けた検査システムの構築・国際展開
医療
採択者一覧
側弯症は、脊椎が3次元的にねじれ、重症化すれば呼吸器障害や疼痛などの症状を引き起こします。思春期に特発するとされ、国内では13~14歳女児の約2.5%が発生すると報告されております。一方で、思春期に早期発見し装具を施せば、重症化を抑制し、手術治療を回避できる可能性があります。そのため、日本では、学校健診で側弯症検診が義務化され、国際的にも米国や中国を含む19ヶ国で側弯症検診が実施されています。
しかしながら、検診で一般的に用いられている視触診は主観的かつ早期発見が難しく、見逃し・見落としが発生し、国内においては地域間の格差が課題となっていました。
そこで、我々は思春期児童に特発する側弯症の早期発見を可能とする検査機器・システムを構築し、日本発のソリューションを国内外へ展開することを目指します。
2024
開拓コース
菊池 舞
ハプティクス(力触覚)技術を用いた、製造業現場の改革
製造技術
採択者一覧
世界中の高齢化問題と労働人口不足問題は年々加速しており、日本では2030年には約650万人の人手が不足すると言われている。特に高度なスキルによって高品質な製品の生産を維持する日本の製造業現場では、生産工程が個人に依存し、技術の標準化が困難である。高度な職人技を持つ労働者の高齢化や後継者不足は、日本の製造業にとって大きな課題であり、若手や外国人労働者への技術伝承が急務となっている。
そこで、我々は高精度な圧力センシング技術および電気刺激による触覚再現技術を用いたヒューマンインターフェースデバイスの開発を通じて、拡張現実(AR)などを活用した現場トレーニングに感覚を実装し、高度なスキルの技術伝承を目的とする事業化を図る。
2023
躍進コース
田中 賢
がん細胞の分離・濃縮・回収用磁性微粒子の開発
ライフサイエンス
採択者一覧
がんは国内における死因トップで約3割を占める。
近年のがんゲノム医療は高価であり、適切な治療方法の選択が求められている。
がん患者の血中腫瘍細胞(CTC)は、腫瘍細胞の全ゲノム情報が得られるため、超早期がんの検出や最適な薬剤の選定、治療方針検討等がんゲノム医療への展開に適している。
しかし、分離・回収には技術的な困難が伴う。
本事業では、従来の限定されたCTC分離・回収技術と比較して、得られるCTCの量、質、およびコストにおいて競争優位性が高い技術を開発し、がんゲノム医療において治療の有効性の向上に貢献する。
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