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人工股関節手術は高度な職人の技術が必要とされ、現在も術中骨折などの合併症は無くなっていない。そこで、人工知能を用いた術中支援機器を考案した。本機器を整形外科手術を行う病院で原則的に保有している術中X線装置(Cアーム)に接続しX線画像を加工することで、骨盤に対するインプラント位置情報評価の正確性を向上させる。1 万例程度の骨盤CT データを学習したAI モデルを利用し、C アーム由来の2次元的レントゲンデータのみを用いて3 次元的な位置情報評価を可能にする、世界初となるシステムである。