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冬季の災害の避難所における体育館等の床温度は,5℃以下になることもある。このような「床からの底冷え」は,避難者の健康状態(低体温症など)に直結する非常に深刻な課題である。大規模災害時は,停電が前提であることから,AC電源に依存する既存の暖房器具は使用不可になり,避難所には「即座に広げられ,不要な時はコンパクトに収納できる」機動性が求められる。そこで,独自の形成法で達成した安価な発熱体を用いた乾電池やモバイルバッテリーで駆動するポータブル床暖房を提案し,その事業化を目指す。