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勝俣 良紀

勝俣 良紀

勝俣 良紀

代謝機能障害関連脂肪肝炎 (MASH)は、肝臓に脂肪が蓄積し炎症を起こしている状態で、放置すると20%を超える高頻度で肝硬変や肝癌に進行する重要な病態である。現状MASHの唯一の診断方法が肝生検であるため、侵襲性や手間がかかるため、容易には実施できず多くの症例が不可逆的な肝障害の出現まで見落とされている。

MASHの病態進行のキーである「酸化脂質依存的細胞死:フェロトーシス」に注目し、その一部が、揮発性をとなり、呼気として体外へ排出されることに注目した。「揮発性の酸化脂質」を、呼気から検出する技術を確立し、呼気からMASHを鑑別する事業をめざす

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