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前 裕和

前 裕和

前 裕和

高齢化社会の進行に伴い増加する骨粗鬆症は増加している。

大腿骨近位部骨折患者は骨粗鬆症により引き起こされ、片方折れた患者は数年以内に反対側も骨折することが多い。

初回骨折後に始める骨粗鬆症治療の骨折予防率は低く、高齢者は服薬順守が困難で反対側の骨折を防ぐことができていないのが現在の課題である。

我々は、初回の大腿骨近位部骨折患者に対して、骨折手術時に反対側の大腿骨に外科的骨粗鬆症治療を施すことで、反対の大腿骨は今後骨折しないようにすることを目的とする。

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