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「NEDO NEP開拓コース」FRの部矢 明 准教授が小型・高出力な力触覚提示用3次元振動モータを開発!
―メタバース空間で“触感”を得られる次世代デバイスへの応用が可能―

「NEDO NEP開拓コース」FRの部矢 明 准教授が小型・高出力な力触覚提示用3次元振動モータを開発!
―メタバース空間で“触感”を得られる次世代デバイスへの応用が可能―

2024年8月21日

お知らせ

NEDOが「NEDO NEP開拓コース」に採択した、名古屋大学大学院工学研究科の部矢 明 准教授(研究代表者)は、同じ研究グループの内藤 出 博士前期課程学生、井上 剛志 教授とともに、次世代の力触覚インタフェースとしての活用に向け、3つのコイルだけで3次元上のあらゆる方向へ振動する高出力・コンパクトなこれまでにない、「3次元振動モータ(XReactor:クロスリアクタ)」の研究を行っており、この度、NEP開拓コースにてプロトタイプを開発しました。

(技術紹介動画リンク:https://youtu.be/FGb68UGXBTw)



開発したXReactorは、小型・軽量かつ、高出力であるため、高速かつ強力な振動を発生可能としています。新開発の3次元振動モータを用いて、メタバース空間内で物体に接触したときの3次元力感覚を提示することで、従来の1軸振動モータと比較して、よりリアルな力触覚体験が得られるため、スマートフォンやスマートウォッチでの3次元振動による道案内,ゲームコントローラの3次元振動によるゲーム空間とのリアルな力触覚体験など、様々な新サービス・システムの創出が期待できます。


現在、スマートフォンやスマートウォッチ、ゲームコントローラ、メタバース市場は大きく、開発したXReactorは競合他社に比べコンパクトな構造で強力な3次元振動を生み出せる点で優位性があることから、この市場へ参入を想定しております。今後は、XReactorの開発を行いつつ、市場調査、競合調査を進め、ビジネスモデルを構築、ブラッシュアップしてまいります。


また、開発したXReactorは、2024年8月22日・23日に東京ビッグサイトで開催される「大学見本市~イノベーションジャパン」で展示されますので、ぜひお越しください。


日時:2024年8月22日(木)、23日(金)

場所:東京ビッグサイト 南展示棟 南1ホール(東京都江東区有明3-11-1)

参考URL:https://innovationjapan.jst.go.jp/

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